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Google の不正なアプリとの戦い
Google 公式の開発者ブログ「Google Developers Blog」にて、2019年02月13日に不正なアプリに対して軌跡を公表しました。
そこで Google が2018年に実施した悪質な開発者やアプリへの対策を確認してみましょう。
Google Play にて不正アプリへの対応強化
Google 開発者ブログ
https://android-developers.googleblog.com/2019/02/how-we-fought-bad-apps-and-malicious.html
Google公式のアプリストア「Google Play」では、不正なアプリが審査をすり抜けて正規のアプリと並ぶ状態が続いていました。そこで Google は不正なアプリを削除してユーザーを保護するために、対策を強化していきました。その結果、「Google Play」へ公開申請されながらも却下されたアプリが55%以上も増えて、公開停止したアプリも66%以上に増えたと報告しています。
Google が進めるセキュリティシステム「Google Play Protect」により、Google Playで提供中のアプリだけでなく、ユーザーの端末に搭載されているアプリに対しても対策を強化。毎日500億を超えるアプリをチェックすることにより、Google Play以外のソースから入手したアプリよりも、8倍ほどデバイスへ害を及ぼす可能性が低くなっていると説明しています。
去年の対応を元に、2019年の優先事項として3つを挙げています。
- ユーザーのプライバシー保護
- 開発者の整合性を確保すること
- 有害なコンテンツと不正な挙動をするアプリの対策強化
ユーザーのプライバシーを保護するため、ユーザーの機密情報を収集および使用に関するときは、開発者の情報を提供させることにしました。また重大なポリシー違反の80%以上が、同じ悪質な開発者たちによる行為であることが分かったため、開発者アカウントの整合性を強化することを述べています。またそれでも侵入してくる不正なアプリに対して、対策強化を行うと強調しています。