「Fetch as Google」の利用制限
SEO対策として、作成したページを早くGoogleにクロールしてもらうために使う「Fetch as Google」。ただ利用しているとボット(機械)判定として使用される「reCAPCHA」の入力を促されたり、エラーが表示されたりと首を傾げることも多いのではないでしょうか?
そこので「Fetch as Google」を快適に利用するために、「Fetch as Google」の利用制限や制限が解除されるタイミングについての情報をまとめていきます。
利用回数は1日10回が上限
「Fetch as Google」はクロールの依頼方法ごとに1日に送信できる利用回数が制限されています。
クロールの依頼方法 | 利用回数の上限 |
---|---|
この URL のみをクロールする | 1日10件まで |
この URL と直接リンクをクロールする | 1日2件まで |
「Google Search ヘルプ」には以前までは「この URL のみをクロールする」は1日10件、「この URL と直接リンクをクロールする」は1日2件までと記述されていました。
現在は、
1 日あたりの取得の割り当ては 10 件です。
の記述のみに変更されていますが、利用回数の上限に変更はされていませんでした。
ウェブサイト用 Fetch as Google を使用する
https://support.google.com/webmasters/answer/6066468?hl=ja
利用回数の上限に達したときの挙動
利用回数の上限まで
クロール依頼を行うと正常に「インデックス登録をリクエスト済み」まで遷移することができます。
利用回数の上限 + 1回目
案外知らない方が多いですが、利用回数の上限に達した後の1回目(「この URL のみをクロールする」の場合であれば11回目)は、人が操作しているかを確認するための「reCAPTCHA」の表示が行われますが、クロール依頼を行うことができます。
利用回数の上限 + 2回目以降
利用回数の上限に達した後の2回目以降は、多くの方がよく見るエラーである
エラーが発生しました。しばらくしてからもう一度お試しください。
のエラーが表示されます。
利用回数は24時経過でリセット
「Fetch as Google」の利用回数は24時経過でリセットされます。0時や17時など決まった時間で一括でリセットされる訳ではないことに注意してください。
さいごに
Googleフォーラムを確認していると、既存ページに変更をしたり、クロール対象のページが少ないときは「Fetch as Google」を使い、対象ページが多いときはサイトマップで通知するように呼び掛けています。「Fetch as Google」の利用回数も多くないため、状況に合わせてサイトマップと組み合わせて利用するのがおススメです。