[AWS]最善のリージョンはこれだ!サービスの設置先を考える

[AWS]最善のリージョンはこれだ!サービスの設置先を考える

リージョンの違いを知って最善のリージョンを選択しよう

みなさんはawsにサービスを設置するときにどこにあるリージョンを選択していますか?
とりあえず日本向けのサービスだから東京リージョンを選択しておこう位の気持ちで選択している人も多いと思います。私もサーバーを設置するリージョンはどれが良いか?と尋ねられることが何度もあったため、情報をまとめて見解を記述したいと思います。

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リージョンの場所

まずはリージョンの場所を確認してみましょう。awsにはたくさん(19か所)のリージョンが存在しており、主な地域は、アメリカ・東アジア・欧州の3か所です。

  • us-east-1:米国東部(バージニア北部)
  • us-east-2:米国東部 (オハイオ)
  • us-west-1:米国西部 (北カリフォルニア)
  • us-west-2:米国西部 (オレゴン)
  • us-gov-west-1:AWS GovCloud (US)
  • ca-central-1:カナダ (中部)
  • eu-central-1:欧州 (フランクフルト)
  • eu-west-1:欧州 (アイルランド)
  • eu-west-2:欧州 (ロンドン)
  • eu-west-3:EU (パリ)
  • ap-northeast-1:アジアパシフィック (東京)
  • ap-northeast-2:アジアパシフィック (ソウル)
  • ap-northeast-3:アジアパシフィック (大阪: ローカル)
  • ap-southeast-1:アジアパシフィック (シンガポール)
  • ap-southeast-2:アジアパシフィック (シドニー)
  • ap-south-1:アジアパシフィック (ムンバイ)
  • cn-north-1:中国 (北京)
  • cn-northwest-1:中国 (寧夏)
  • sa-east-1:南米 (サンパウロ)

 

リージョンを決める際のポイント

サービスの設置先のリージョンを決めるとき、4つのポイントがあります。

  • 必要な機能が提供されている
  • 法律上または社内規則の問題
  • 値段(ランニングコスト)
  • 物理的な距離

それではそれぞれのポイントについて細かく説明していきます。

 

必要な機能が全て提供されているリージョンであること

サービスを設置するリージョンを決めるときに一番重要なことは、該当のリージョンに必要な機能が全て実装されていることです。awsではリージョンごとに提供しているサービスが異なります。リージョンで提供されている機能を確認して、サービスで利用する機能を全て提供しているリージョンを選ぶことが重要です。

参照として、下記にリージョン別の提供中サービス一覧ページのリンクを設置しておきます。

製品およびサービス一覧(リージョン別)
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/global-infrastructure/regional-product-services/

 

法律または会社の内規に準拠していること

金融や保険などサービスの種類によっては、サーバーの設置場所が国内に限定されていることがあり、法律に抵触しないように事前に確認することが必須となります。また会社の大きさによっては会社の内規に準拠していることが必要です。そのときは主に東京リージョンを選ぶか、その他の海外リージョンを選ぶかの2択になることが多いと思います。

 

値段(ランニングコスト)を考慮する

awsの費用は同じ機能でもリージョンによって大きく異なります。今回は一番値段が安いバージニア北部(オレゴン)と需要が多い東京リージョンのec2の値段を確認してみましょう。
詳細は下記に記載しますが、バージニア北部(オレゴン)は東京より30%ほど利用料金が安いことが分かります。

インスタンスの料金

(例)t2.microの場合の月額
東京:0.0152米ドル × 24時間 × 30日 = 10.944米ドル
バージニア北部:0.0116米ドル × 24時間 × 30日 = 8.352米ドル
東京:ec2インスタンスの料金

バージニア北部:ec2インスタンスの料金

転送量の料金

(例)月の転送量が100GBのとき
東京:0.14米ドル × 100GB = 14米ドル
バージニア北部:0.09米ドル × 100GB = 9米ドル
東京:転送量の料金

バージニア北部:転送量の料金

 

物理的な処理を考慮すること

サーバーと利用者の物理的な距離は十分に留意する必要があります。光通信により速度は極端に縮まりましたが、サーバーは利用者に近い方が通信時間が短いのは考えるまでもありません。東京と北海道や沖縄との距離は1000~2000kmですが、アイルランドやバージニア北部では10000kmも離れています。

もちろん距離の問題を解消する方法はあります。
サービス内で利用する画像や音楽、動画をCDN経由で配信することです。CDNは利用者の一番近い拠点にキャッシュとしてデータを保管することにより、利用者へデータの高速配信を行います。

 

まとめ(おススメのリージョン)

いかがでしたでしょうか。最後におススメするリージョンの決定方法をまとめますので、みなさんの判断の参考になれば幸いです。

  1. 法律や会社の内規に抵触するときは「東京」リージョン。
  2. 無難にサービスを開始したいなら「東京」リージョン。
  3. テストサーバーは費用が安い「バージニア北部」リージョンか「オレゴン」リージョン。
  4. 大規模なサービスを行う、または費用(ランニングコスト)を抑えたいときは「バージニア北部」リージョンか「オレゴン」リージョン。ただしCDNを利用することを推奨します。
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