無料と有料のSSL証明書の違い(メリット・デメリット)を解説する

無料と有料のSSL証明書の違い(メリット・デメリット)を解説する

無料SSLと有料SSL

無料で設定できるSSL「Let’s Encrypt」の登場により、SSLの普及が進んでいます。また以前からある有料のSSLとして「ラピッドSSL」や「CoreSSL」、「ジオトラスト クイックSSLプレミアム」などが有名です。

そこで今回は有料SSLと無料SSLの違いと選び方を確認していきましょう。

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無料SSL(Let’s Encrypt)について

Let’s Encryptは、2016年4月に正式に開始された認証局です。すべてのWebサーバをSSL化(通信を暗号化)することを目指したプロジェクトで、電子フロンティア財団を筆頭に複数の団体がスポンサーとして非営利団体として活動しています。
多くのサイトで取り上げられ、本格的に利用され始めたのは2016年末~2017年始め頃だと思います。


2018年05月28日には、ワイルドカードにも対応。利便性もますます向上しています。

 

無料SSLと有料SSLの違い

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無料SSLの説明が終わったところで、次に無料SSLと有料SSLの違い(メリット・デメリット)について確認してみます。

有料SSLのメリット

  • SSLのサイトシールを利用できる
  • 会社の存在証明に利用することができる

有料 SSL を購入するメリットはユーザーに安全性を訴求できる点です。

無料SSLにはないサイトシールが利用できること、または世界最高クラスの安全性を示すEV証明では URL の入力するアドレスバーが緑色になるなどユーザーにサイトの安全性を示すことができます。

 

有料SSLのデメリット

  • 有料(年間1000円~数十万円)
  • 自動更新ができない(最長2年間)

有料 SSL のデメリットは有料であることで、特にEV証明書はほぼ年間10万円以上の費用が必要となります。また安全性を保つためにSSL証明書を更新する必要があり、自動更新が利用できません。

 

無料SSLのメリット

  • 無料で利用できる

無料SSLを購入する最大のメリットは、当然ですが「無料であること」です(笑)。

 

無料SSLのデメリット

  • サイトの安全性を示せない
  • ※サポートがない
  • ※3カ月ごとにSSLを更新する必要がある

無料SSLのデメリットはサイトの安全性を示せない事です。最近ではフィッシングサイトにも「Let’s Encrypt」が使用されるなど、無料SSLは通信の暗号化以上の意味は見込めない状況です。

(※)で記入した項目は、レンタルサーバーではデメリットとはなりません。

本来は「Let’s Encrypt」はサポートもなく、3カ月ごとにSSLを更新する必要があります。
ただレンタルサーバー各社で提供する「Let’s Encrypt」は、レンタルサーバーでは簡単に設定できる上に、レンタルサーバー会社が自動でSSLを更新してくれます。また何か問題があれば、レンタルサーバーのサポートの方々に対応していただけるので、デメリットとはなりません。

 

無料SSLと有料SSLの選び方

無料SSLと有料SSLの選び方は、サイトの規模で選ぶことをおすすめします。

別記事になりますが、「(サイトの規模別)SSL認証局ランキング」を確認してもらえばわかりますが、サイトの規模が大きくなるにつれて、有料SSLの割合が大きくなることが分かります。

〇(サイトの規模別)SSL認証局ランキング(2019年01月分)
https://www.t3a.jp/blog/it-all/scale-ssl-share/

 

まとめ

無料SSLの用途
ブログや個人サイトなどの小規模のサイトにて https に対応したいときに利用しましょう。

有料SSLの用途
会社や大規模なサイト、またはサイトシールを使用したいときに利用しましょう。

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