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目次
rdsのパラメーターグループの設定
rdsではmysqlのmy.cnfのような設定ファイルを直接編集することができないので、パラメーターグループという代用の設定項目があります。パラメーターグループで私がよく設定するmysqlパラメーターを紹介します。
mysql5.6/5.7のパラメーターグループの設定紹介
※サンプル画像はmysql5.7になります
文字コードの設定
文字コードは多言語、または絵文字に対応できるように「utf8mb4」で統一しています。
※海外(主に中国)に対応しない、または絵文字を使えなくても良い場合は「utf8」で大丈夫です。
- character_set_client:utf8mb4
- character_set_connection:utf8mb4
- character_set_database:utf8mb4
- character_set_results:utf8mb4
- character_set_server:utf8mb4
- skip-character-set-client-handshake:1
ファイルフォーマットの設定
インデックスサイズを767バイトから3072バイトに拡張します。文字コードを「utf8mb4」を設定するとき、文字コードの設定とセットで設定することが多いです。
※この設定は、例えばutf8mb4でvarchar(255)のインデックスを利用したいときに効果を発揮します。utf8mb4は1文字を4バイトとして扱うため、vachar255文字✕4バイト=1020バイトとなります。本設定を行わないとmysqlの初期設定の767バイト制限に抵触して、インデックスを設定できません。
- innodb_file_format:Barracuda
- innodb_large_prefix:1
タイムゾーンの設定
時間の設定は、多数の国でサービスを提供するときは提供する国ごとのタイムゾーンを設定する、または基準となる国のタイムゾーンで全て統一します。今回は日本「アジア/東京」に設定しています。
- time_zone:Asia/Tokyo
パスワードの有効期限
パスワードの有効期限は無期限に変更しています。
- default_password_lifetime:0
パージスレッドの設定
- innodb_purge_threads:4
さいごに
今回は僕が RDS でよく設定するパラメータを紹介しました。
毎回覚えておく内容ではないのですが、何を設定しようとしているかを把握した上で、ご自身にあった設定を行ってくださいね。
AWSについては下記の本も参考になるので、スキルアップにお役立てください。