[INT関数]小数点以下の数値を切り捨てる – Excelの使い方

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「=INT(数値)」で小数点以下の数値を切り捨てる

Excel(エクセル)では、「=INT(数値)」で指定した値を超えない最も近い整数に変更した上で、小数点以下の数値を切り捨てます。

(例)
セルA1にある小数点以下の数値を切り捨てるときは
・「=INT(A1)」
のように記述します。

 

INT

=INT(数値またはセル番号)

INT関数の使い方

セルA1にあるの数値から小数以下の数値を切り捨てたいときは「=INT(A1)」と記入します。セル番号ではなく数値を直接入力して「=INT(6.4)」とすることも可能です。

 

ROUNDDOWN関数との相違点

Excel(エクセル)にある数値を切り捨てる関数には、
「=INT(数値)」
「=ROUNDDOWN(数値, 桁数)」
の2つの種類があります。

ROUNDDOWN関数の桁数に「0」を指定して整数値を求めるとき、同じ動作をする関数に見えますが挙動が少し異なります。符号が「+(プラス)」のときは同じ動作をしますが、符号が「-(マイナス)」のときに違う動作をします。

符号が「-(マイナス)」のときに異なる動作をする理由は、

  • INT関数は整数値を超えない最も近い値を返す
  • ROUNDDOWN関数は指定した桁数で強制的に切り捨てる

ためです。

形式 出力結果
=INT(1.8) 1
=ROUNDDOWN(1.8, 0) 1
=INT(-3.4) -4
=ROUNDDOWN(-3.4, 0) -3

 

INT関数の実行サンプル

INT関数を使って、INT関数に数値を設定したとき、またはセルを設定したときの値を表示しています。注視するポイントは、0より小さいマイナスの小数の扱いです。
※動作検証にはoffice365を使用しています
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