エクセルのおすすめ学習本13選!仕事効率アップしよう[2023年最新版]

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Excel(エクセル)の学習本・書籍の選び方

仕事で Excel を使いたい、またはスキルアップして作業効率を向上したい方におすすめする Excel の参考書をまとめていきます。

Excel の基本操作からグラフの作り方、マクロや関数などの使い方を身につける上で、学習本は重要な手がかりとなります。ただ Excel の機能が多彩なこともあり、基本操作を説明した初心者向けの本から関数を使った時短ワザまで解説本の種類は多彩で、どれを購入すればよいかが分かりにくいもの。

そこで自分に合った Excel の参考書の選び方、およびスキル別のおすすめ本をピックアップしますので、ぜひチェックしてみてください!

 

初心者の方は操作方法と主要関数の解説本がおすすめ

初心者
Excel に詳しくない初心者には、基本的な操作方法と主要な関数を解説した本がおすすめです。

Excel で表示できる内容の説明から始まり、シートの使い方や罫線の引き方。四則演算(足し算や引き算)による集計。および保護シートの設定、データの保存方法から印刷の仕方まで親切丁寧に説明された本であれば、あまり迷わずに順番に学ぶことができます。また主要な関数である SUM (数値の合計を出す)関数や AVERAGE (数値の平均値を出す)関数なども掲載されている本が良いでしょう。

また僕個人としては、最初に読む本は図解が多めで文字が詰まっていない本がおすすめ。サクッと1冊を終わらせて、スキルの向上を実感できてモチベーションを保つことが重要なためです。

 

自分の目的に合った本を選ぶことが重要

基本操作をマスターした方は、達成したい目的や従事する業務内容に合わせた本を選びましょう。Excel は数多の機能を搭載しているため、全てをマスターするのは困難ですし、自分が使わない仕組みを知ってもあまり実用的ではありません。

そのため時間の無駄を減らすためにも必要な機能に特化した本を選びましょう。

Excel 学習本の種類

  • 基本的な操作方法を解説したもの
  • 目的に合わせた逆引きできるもの
  • データ集計や分析を目的としたピボットテーブルが学べるもの
  • マクロや VBA を使い方や例を載せたもの
  • 作業の効率アップを目指したテクニック、小技を確認できるもの

僕が調べた限りでは、エクセルの学習本として販売されているものは、上記の5種類となります。

基本的な操作方法を解説したもの
最初に紹介した初心者向けの本となります。

Excel の操作方法や基礎的な関数の使い方などを網羅した書籍。主に初心者をターゲットとしつつも基礎を振り返る中級者や上級者にもおすすめ。僕としては初心者には図形やイラストが多いページ数の少ないものを、中級者になろうとしている方は、多少分厚くても情報に抜けのない基本を全て収録した本を読んでみると良いと感じています。

 

目的に合わせた逆引きできるもの
簡単にいうと逆引き辞典。

Excel・ピボットテーブル・VBA など焦点に合わせて作業したいことから検索できる書籍は作業効率アップには非常に重宝します。各書籍については基礎を知っていることが条件となるため、中級者や上級者向けの本となります。

 

データ集計や分析を目的としたピボットテーブルが学べるもの
データ集計や分析の業務を行う方におすすめなのがピボットテーブル。

日々変化するデータを何度も集計するのは面倒なため、データ部分と集計・分析を分けて管理する方法です。データ部分を差し替えるだけで集計・分析が終わるため非常に便利な機能ですが、難易度はその分高め。主に上級者向けの機能となりますが、集計・分析の担当者はぜひとも覚えておきたい機能ですね。

 

マクロや VBA を使い方や例を載せたもの
プログラムを実装してあらゆる機能を実装するためのもの。

難易度は極めて高く、本来はプログラマーが対応する領域です。そのため大抵のことはできますが、実装にはかなりの時間がかかります。用途としては基本機能では対応できない定期処理や定型作業の作業効率をアップ。そのほか提供されていない機能を実装するための参考書とも言えます。

 

作業の効率アップを目指したテクニック、小技を確認できるもの
作業時間を短くしたい時には、作業効率がアップするテクニック、小技。便利なショートカットを紹介した書籍を選ぶ選択肢もあります。

特に利用頻度の高い作業の手間が、少しでも改善できれば効果絶大!ちょっとした知識でミスの防止にも一役買ってくれます。

 

エクセルのバージョンに注意しよう

自身が使用する Excel のバージョンは必ずチェックしましょう。

Excel は長年使用されているソフトウェアであるため、最近ではバージョンが違っても、多少の差異はあれど基本的な操作は変わっていません。セキュリティとして強固にしている印象はありますが、ほぼマイナーチェンジのレベル。

ただ実際に本を選ぶ際は、自分の使うバージョンを含んだ本を選ぶ方が、勉強する際にバージョンごとの差による迷いが少なくなるのでおすすめです。

直近の最新版はソフトウェア版なら Excel2021、インターネットで利用できるクラウド版なら Excel365。各自の環境によっては Excel2019、Excel2016 くらいまでは利用されている方が居るかもしれません。本の購入を検討される場合は念のためバージョンにもご注意ください。

 

エクセルの初心者におすすめの学習本

では実際に Excel を知るため、または一通りの作業方法を習得する際におすすめする本・書籍を紹介します。

 

Excel 最強の教科書[完全版] 【2nd Edition】

藤井 直弥(著)、大山 啓介(著)
ページ数:360ページ
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2022/03/23

出典:amazon

Excel 初心者、または中級者向けの方におすすめ。

最強の教科書の名の通り全ての方に送る教本的な存在で、何年もの間 Excel 本の中で売り上げNo.1を誇る良本です。

内容については、各機能に関する基礎から始まり Excel の全体像を学ぶことができます。中級者には感覚で実装していた機能の勘違いやより効率的な手法を知るのに役立ちます。特に例として表示される表やグラフのデザイン性が良く、フォントや罫線の使い方など見やすい見やすいシートの作り方を知るには最適な教材です。

 

たった1日で即戦力になるExcelの教科書

吉田 拳(著)
ページ数: 384ページ
出版社:技術評論社
発売日:2020/03/04

出典:amazon

一通りの Excel の使い方を覚えた方に読んで欲しい本です。

Excel の基本的に使い方から始まり、グラフの解説や主要な関数の説明。また初心者が陥りがちな単純作業を、効率的に楽にするテクニックなどを紹介しているため作業効率の劇的なアップが見込めます。

著者の考え方に関する記述が長いため、中だるみする部分が気になりますが、Excel のバージョンに捉われない本質を理解できるのは大きいと感じます。

 

大人気YouTuber方式 Excel&Wordの必須スキルが見るだけで身につく本

金子 晃之(著)
ページ数:224ページ
出版社:宝島社
発売日:2020/08/11

出典:amazon

登録者数60万人をこえる YouTuber 金子晃之さんが送る Excel と Word の技術書。

Excel と Word の2つの内容を224ページ解説しているので、本書の内容だけで見れば他より圧倒的に見劣りします。ただ youtuber という事もあり、自身のチャンネルで解説動画を公開しているため、動画と合わせて本書を読むと他の書籍では比較にならない程の勉強効率が得られます。

僕と同じく参考書を読むより youtube を見るほうが良い場合は、本書が一番簡単ですね。

 

Excel 2021 やさしい教科書

門脇 香奈子(著)
ページ数:340ページ
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2022/03/16

出典:amazon

初心者に特化した Excel 本。

マウスの使い方から始まり、基礎となる操作を網羅した教科書ともいうべき参考書。

カラーで見やすい図解が中心となっているので説明は非常に分かり易い。ページ数も少なくもなく多くもなくといったところで、初心者が最初に Excel を学ぶ際の教材としては逸品です。

ただいまひとつの点としては、初心者に特化しているため、中級者や上級者へのステップアップについて一切触れられていません。そのため最初の一冊の域を出ないため、実用面で効率よく作業するには別冊が必要だなと感じる点が残念でした。

 

マンガでわかる Excel

羽毛田 睦土(監修)、あきばさやか(著)、リブロワークス(編集)
ページ数:224ページ
出版社:KADOKAWA
発売日:2020/12/18

出典:amazon

初心者向けのマンガで分かり易く解説してくる書籍。ショートカットや関数、データベース、グラフ作成など小技(ワンポイントのテクニック)も含めて、対応策が理解できます。

個人的には完全な初心者向けよりも、何となくエクセルは触れるかも?位の人が手に取るとスキルアップに貢献してくれます。あとマンガなので一気読みできるのも良し。
 

もっと勉強したい方へのおすすめ本

Excel の一通りの作業ができるようになった方がより理解度をあげるため、スキルアップに役立つものも記載していきます。

 

業務改善コンサルタントの現場経験を一冊に凝縮した Excel実践の授業

永井 雅明(著)
ページ数:392ページ
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2020/04/11

出典:amazon

業務で使える作業の効率化に重点を置いた Excel 本。

本書は仕事でありがちな業務の作業スピードを上げたり、ルーティンワークを自動化したりすることにより、業務改善を行うことを目指しています。youtube チャンネルである「日本頭脳チャンネル」にて本書の説明動画を公開しているため、少し難しいな?と感じた場合は動画を参照することができる点が高ポイント!

Excel の基本動作を覚えた後にぜひとも読んで欲しい一冊です。

 

マンガで学ぶエクセル VBA・マクロ実用編

きたみあきこ(著、監修)、シナリオ:秋内常良、マンガ:朝戸ころも、マンガ制作:トレンド・プロ (その他)
ページ数:208ページ
出版社:マイナビ出版
発売日:2020/11/24

出典:amazon

エクセルのマクロである VBA の実践的な使い方を説明した漫画。

マクロをどういう時に使うのか? VBA で業務効率があがるタイミングが分かります。本来あれば小難しいエクセルのマクロ(VBA)の話が、漫画で分かり易く解説してくれます。

本書ではエクセルのマクロ(VBA)を使いこなす事はできませんが、マクロを使ったことがない方には、始めの取っ掛かりには良いと思います。

ちなみに同シリーズで「VBA・マクロの入門編」や「エクセルの関数」などエクセルに関する複数のタイトルあり。活字が辛い方は自分の目的に合ったタイトルを探してみても良いでしょう。

 

マンガで学ぶエクセル 関数

木村 幸子(著, 監修)、シナリオ:秋内常良(著)、マンガ:サノマリナ (著)
ページ数:212ページ
出版社:マイナビ出版
発売日:2019/03/20

出典:amazon

エクセルの表計算を行うときに重要な機能を担う関数。ただキーボードを使って命令(関数名や構文)を打ち込む必要があるので、参考書を見ながらであればできるけど、今一つ関数が使いきれない…という人に向けた書籍。

漫画なので読み返しても楽なので覚えやすく、要点をまとめられている点も良し。

表計算をよく使う方で、参考書を何度も読むのが疲れる僕みたいな人(笑)は読んでもみても良いと思います。

 

エクセル兄さんが教える世界一わかりやすいMOS教室

たてばやし 淳(著)
ページ数:256ページ
出版社:PHP研究所
発売日:2019/6/29

出典:amazon

ユーチューバー(YouTuber)であるエクセル兄さん(たてばやし淳)が提供する Excel の指南書。

マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(略してMOS)の資格取得を目指した方へ送る教科書としての意味合いが強いですが、普通に Excel を学びたい方にも配慮された内容です。

著者の youtube チャンネルである「エクセル兄さん たてばやし淳」にて本書の解説を61本の動画に渡り説明しているため、動画を合わせると今回紹介する参考書の中では一番初心者向けの教材であると感じました。

 

Excel関数逆引き辞典パーフェクト 第3版

きたみ あきこ(著)
ページ数: 832ページ
出版社:翔泳社
発売日:2016/07/20

出典:amazon

ある程度 Excel が使えるようになった方におすすめする逆引き本。

購入したら最初に目次だけ目を通しておいて、困ったときに該当の項目を読むのが効率的。全てに目を通す必要もないので、テーブルの傍らに置いておきましょう。

もちろんインターネットで検索できるけど、直感的に調べられるので持っていたら助かる機会も多いです。また筆者なりのルールに従って書き方が統一されているので、見やすさとしてのメリットも大きいと感じます。

 

Excelピボットテーブル データ集計・分析の「引き出し」が増える本

木村 幸子(著)
ページ数: 328ページ
出版社:翔泳社
発売日:2018/06/18

出典:amazon

大量のデータを素早く解析するためにあるピボットテーブルの使い方を解説した参考書。

ピボットテーブル基本操作から始まり、データの不整合が起きやすい注意点の解説。データ集計や解析を行い易くするためのテクニックを細かく解説しています。

仕事で変動するデータを解析する際に便利なピボットテーブルですが、実際のところあまり参考書がありません。その中において入門編となる基礎的な内容から応用に至るまで幅広くカバーしている本書はチェックしておいて損はない一冊になっています。

ピボットテーブルは、ただ本を眺めていても読解しにくい内容のため、本書を片手に作業を行ってみると理解が深まると思います。

 

できる大事典 Excel VBA 2019/2016/2013&Microsoft 365

国本 温子(著)、緑川 吉行(著)、できるシリーズ編集部(著)
ページ数:992ページ
出版社:インプレス
発売日:2021/03/05

出典:amazon

マクロの基礎から始まり VBA で実装可能な項目をまとめた時点ともいうべき本。

説明内容として大まかなポイントを押さえてから、例題を示して具体的に説明しているため分かり易い。目次や索引も丁寧に作られているので辞典として、傍らに置いてリファレンスとしても活用できます。

なお書籍版には「購入特典に検索しやすいPDF電子版/サンプルデータ付き(ダウンロード)」が付いているので、購入するなら書籍版をおすすめします。

 

Excel VBA逆引き辞典パーフェクト 第3版

田中 亨(著)
ページ数: 704ページ
出版社:翔泳社
発売日:2016/07/15

出典:amazon

Excel VBA に特化した逆引き辞典。

VBA の基礎を把握しておりプログラムコードが書ける方におすすめ。自分でコードを書くよりも流用する方が作業速度が早くなるので生産性の向上に寄与します。コチラも他の逆引き辞典と同様にテーブルの片隅に置いていて、必要なときに検索する!といった使い方が主流になると思います。

なお各サイトのレビューを見ていると kindle 版は検索機能が使えません。検索したいから kindle 版!という考え方をするとガッカリすることになるので注意してくださいね。僕は単行本(書籍版)のみ保有しているので実体験ではありませんが(汗)。

 

さいごに

本記事はいかがでしたでしょうか?

Excel は非常に便利なツールであまり知識が無くても何とかなる機会は多いです。

ただ効率良く作業する方法を知るだけで1日かかる作業を1時間に、1時間かかる作業を5分に変える力も持っています。Excel は仕事をする上で欠かせないスキルとなりますので、できる限り早い段階で効率の良い方法を覚えましょう。

 

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